October 2018  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

全国編み組工芸品展&三島町生活工芸品展に行ってきました!

天然素材を使った手作りの品、といえば、木工品や編み組細工などを思い浮かべるのが奥会津の民。

三島町では古くから生活に使う道具を手作りしてきた文化があります。山菜やきのこなどを山に採りに行くときにはいつもカゴを背負って行っていたそうですが、それも手作りだったのですね。

 

町内の荒屋敷遺跡で見つかった約2500年前の出土品にも、編み組を想わせるカゴがありました。これらの出土品は国の重要文化財(美術工芸品)に登録するようにと2018年3月に国の文化審議会から文科相へ答申がありました。

詳しくは文化庁のホームページをご覧ください。

 

そして「奥会津編み組細工」は平成15年に国の伝統的工芸品に指定されており、町内在住の約10名の伝統工芸士が活動しているほか、各地区に本業・副業でものづくりをしている人もおり、さらには町外から移住して生活工芸アカデミー生として習いにきている人もいます。

 

この地では生活工芸の文化を脈々と受け継いできたことがよくわかります。

 

前置きが長くなりましたが、生活工芸運動が昭和50年代に始まって、今年で37回目の三島町生活工芸品展です。町内には多くの工人(こうじん…手作りする人をこう呼びます)が住んでおり、生活工芸館で開催されたこの展示(通称:町展)にも700点あまりの出展がありました。

見に来る方々も、趣味の人と目が燃えている人とさまざまでしたが賑わっていました。

 

実はこの冬、三島町民としてこれはやんなんねぇ(やらなきゃない)!と思いものづくり教室に通い、ヤマブドウのかごバッグを手取り足取り教えてもらって仕上げました。初心者がゆえ、ひと冬費やして仕上げたバッグでした。

三島町での思い出も編み上げた一品、大切に使い続けます!

 

お隣の三島町交流センター山びこでは第17回全国編み組工芸品展が開催されました。昔話に出てきそうな大きな背負うかごが大賞にあたる経済産業大臣賞を、目が回りそうなほど綺麗に揃った目の大きなマタタビざるが福島民報社賞など、美しい作品がずらり並んでいました。

 

こちらも朝から大変賑わっており、10時半頃のこの様子で「だいぶ落ち着いた」とスタッフがぽろり。

 

お財布やストラップなどの小物はホールの方で展示即売会。手作りだけあってどれも味があり、こうして並んでいるとちがいがよくわかります。

 

本当に失礼なことに移住当初は「これがなぜこんなに人気なのか…」と思っていたのですが、材料採取から編み上げるまで手間暇かかって作られた純日本製の一品なので、希少性も価値も今ならよくわかります。

何を隠そう、私の手はヤマブドウ細工のおかげで皮がむけたり表面がヒビ割れや赤切れ状態。作業が終われば治ると信じていたものの、3週間経ってもいまだストッキングを破るほどのガサガサ具合です。。職人さんってすごい。

 

次の工芸品の大きなイベントは、6月2週目の工人まつり。ホンモノに出会いに、ぜひ三島町にいらしてください!

pagetop