福島県奥会津の情報を更新中!
只見川電源流域振興協議会事務局が運営しています。
新しい塗装が施されたラッピング列車と念願の初対面。
思わず前屈みになり、すこし丸くなり、小刻みに震える背中から、大きな感動と興奮が伝わりました。
県道の路肩に佇む男性の背中からたっぷりの余裕を感じました。
見慣れた光景のはずなのに、なぜか「温故知新」という言葉を思い浮かべました。
撮影スポットを後にして、帰路に就く背中。
一人、三脚。どこか寂しそうな後ろ姿でした。
――「次はいつ会えるだろう?」
風に吹かれて、峠に立つ背中。
見下ろす絶景に思わず息を飲みました。
――旅人よ、大志(おおし)を抱け。
田んぼのある風景を求め、夜明けとともに宿を出て、ようやく目的地にたどり着いた背中。
伸びきった背筋から、自分の信念を決して曲げることなく、ひたすら真っ直ぐに活きる大人の姿勢を垣間見えました。
「奥会津背中コレクション」は、これからもどんどん増えていくと思います。
背中の数だけ、旅人の人生があります。
奥会津を人生の旅先に選んでくれて、本当にありがとうございます!
すべての旅人に、幸あれ!
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