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「楽園追放」

尾瀬という名の、楽園。

 

福島県、群馬県、新潟県、栃木県と4つの自治体を跨る巨大な国立公園、尾瀬。

 

福島県と群馬県の県境を通る国道401号線(通称沼田街道)が道路マニアのなかでは語り草となっている。

 

国立公園の立地で天然記念物が多数生息しているため、自然保護の観点に基づいて、

福島県檜枝岐村と群馬県の片品村の間は、「日本で唯一の陸続きながら車の行き来ができない国道」ができてしまった。

 

その姿、これだ。

 

5月の半ばは、気象上では「晩春」と分類されているが、

日本有数の豪雪地帯であるゆえ、尾瀬のほとんどのエリアでは残雪がハイカーたちに立ちはだかっている。

 

通常、福島県側から尾瀬にアクセスする場合、檜枝岐村の御池駐車場が最寄りの箇所となっている。

登山口の沼山峠休憩場まで、バス専用道路(それも県道1号の指定を受けている)となっているため、

8割以上の観光客はこのルートを使っているという。

 

無論、途中の景色は尾瀬の名に相応しく、圧巻だ。

例えば、日本でたったひとつ、車窓からブナの原生林を見ることができるというビューポイント。

 

そして、「登山口と言われても......」と思わせてくれるランドマーク。

 

尾瀬ヶ沼一周を散策した。

凍結している箇所は意外と多く、気が付けば片足沼に突っ込んじゃいました....

 

4月及びGW中の降雪の影響か、今年の尾瀬にミズバショウはまだ咲いておらず、

それを目当てにしたハイカーたちがみんな肩を落としていた。

 

だが、心温まるワンシーンとも出会えた。

帰りの道中、檜枝岐村の村民有志たちが、なんと登山道路の整備をしていた!

 

おかげさまで、下山の道のりはとても快適だった!

登山道の整備、本当にありがとうございます!

 

普段それぞれの市町村で暮らしている私たちは、

尾瀬からすると部外者で、いわゆる「楽園から追放されていた者」なのかもしれない。

 

だからこそ、できるだけ時間を作って尾瀬に訪れたい。

自然を愛する気持ちは、やがて、楽園に受け入れてくれると思う。

 

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